米国12月の非農就業者数の新しいデータが発表されましたが、この報告を一言でまとめると「不温不火」です。新規就業者数は5万件で、市場予想の6万件を大きく下回り、成長速度は明らかに鈍化しています。ただし、失業率には驚きがあり、4.4%に低下し、予想の4.5%を上回る結果となり、前回値も4.6%から4.5%に修正されており、多少は安心感を与えています。



賃金面では月次で0.3%の増加で、予想通りの伸びとなり、前回値の0.2%から修正されたことで、比較的堅調に見えます。しかし、最も懸念されるのは年間のパフォーマンスです。2025年の年間新規就業者数はわずか58.4万で、月平均4.9万です。この数字はどれほど悪いのでしょうか?2024年の200万(平均月16.8万)と比較すれば一目瞭然で、約7〜8割も減少しています。歴史的な観点から見ると、これは2020年以来最も弱い年間成長率であり、パンデミックの影響を除いても過去10年で最悪の結果です。

取引市場にとっても影響は非常に直接的です。失業率の低下は、市場からは米連邦準備制度理事会(FRB)が1月に再び利下げを行うのは難しいというシグナルと解釈されており、金利スワップ市場では1月の利下げ確率はゼロと見積もられています。これは投資家にとって、FRBの利下げペースはより慎重になり、場合によっては様子見の期間に入る可能性があることを意味します。このようなマクロ経済の背景の中で、市場のリスク資産は新たな価格設定の圧力に直面しています。
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