#BTC ビットコインの現在のオンチェーンデータは正直見ていられないレベルです。11万以下の資金流出が確認されており、長期保有者も積極的に売却しています。明らかに大口投資家たちはこのわずかな反発を歓迎していません。

現在の日足の「倒杯柄」もほぼ完成段階にあります。このシナリオ通りに進むと、1:1の下落幅は直接7.2W-7.3W付近を指し示します。大きな目線では弱気ですが、下落スピードが速いため反発も期待できます。
短期的には8.9W-9Wのギャップ付近に注目しており、そこを上抜けできれば短期的な高空取引の良いチャンスとなります。ただし、市場の動きをしっかり見極める必要があり、勝算は以前の9.4Wの時よりも低いです。

マクロ的には、この波は2019年の動きをほぼ再現する可能性が高いと感じています。2019年10月にQT（バランス縮小）を終了し、米国債を買い戻し始めました。2020年2月にT-BILLの買い戻しを停止し、株式市場は暴落、3月には緊急でQEを開始。市場は再び上昇を始めました。
現在の市場は必ずしも大暴落を伴うような殺人的な下落を迎える必要はなく、「温水でカエルをゆっくり茹でる」ような陰の下落、つまり底値圏までじわじわと下げていき、マクロの流動性が再び良くなるのを待つ展開も十分考えられます。

#XRP 次にXRPについてですが、これは時価総額トップ5の中で最も弱い存在です。SOLはやや下降トレンドラインを突破していますが、XRPはまだしっかりと抑えられたままです。
週足レベルではXRPのMトップはすでにブレイクしており、1.635のギャップはほぼ「必填」項目です。さらに深く見ると、1.78以下は全て空白地帯であり、もし下落すれば非常にスムーズに進む可能性が高いです。1.26までのリバウンドやそれ以下も十分あり得ます。