#ETH走势分析 12月7日イーサリアム相場観察

$ETH 現値は3042付近を推移しています。朝方には一時3068まで上昇しましたが、その後上昇幅を吐き出し、全体的な動きは高値からの調整を経て横ばい修復の状態となっています。

1時間足レベルで見ると、まず長い上ヒゲを伴うローソク足で高値を試し、その後は小幅な陰線・陽線が連続して出現し、典型的な揉み合い・レンジ相場の形となっています――これは3040～3050のレンジ内で買い方と売り方が何度も攻防を繰り返していることを示します。下値の3023付近は強いサポートを示しており、価格がタッチするとすぐに反発してこのサポートの有効性を確認しています。一方、3068への上値トライでは押し戻されており、3060～3070のゾーンは売り圧力が強いことが分かります。

テクニカル指標では、KDJの3本線が上向きに転じ始め、J値が50を上抜けゴールデンクロスの形となり、短期的な反発の勢いが蓄積されつつあります。ただしK値が50付近なので、ここをしっかり突破できるか注視が必要です。MACDのヒストグラムはすでにプラス圏に転じ、DIF線がまもなくDEA線を上抜けしそうで、売り方の力が明らかに弱まり、買い方が主導権を奪い返しつつあります。

現時点での判断は、レンジを維持しつつもやや強気（上目線）といった基調です。下値サポートは3037(ボリンジャーバンド中央)と3023、上値抵抗は3056(ボリンジャーバンド上限)と3068にあります。価格が3050をしっかりキープし、上限を突破できれば反発の余地がさらに広がる見込みですが、そうでなければ当面はレンジ内の往来が続く可能性が高いです。

トレード戦略としては、3010～2970のエリアまで押した場合は、軽めにロング（買い）をトライするのも一案で、ターゲットは3065～3090付近です。これはあくまで個人的なトレードアイデアのシェアであり、投資判断ではありませんのでご参考までに。