利益確定・損切り（TP/SL）注文とは何ですか？
TP/SLは指値注文の拡張機能です。指値買い注文を出す際、「TP/SL」オプションにチェックを入れ、利益確定売り価格または損切り売り価格を設定できます。指値注文が全量約定した後、TP/SL注文が有効になります。市場価格が設定したトリガー価格に達すると、システムが自動的に対応する注文を発注し、価格上昇時には利益を確定し、価格下落時には損失を抑えることができます。
パラメータの説明： トリガー価格： 「最終価格」がユーザー設定のトリガー価格に達した時点で、TP/SL注文が発動します。 注文価格： トリガーが作動した後、システムは設定した注文価格で注文を発行します。 数量： トリガー発動後に発注される数量です。 注意：市場のボラティリティが高い場合、TP/SL注文の実際の約定価格は設定した価格と乖離する可能性があり、注文が約定しない、または一部のみ約定する場合があります。
TP/SL設定の例
- 注文価格：8.1 USDT（TRUMPを購入したい価格）
- 注文金額：10 USDT（購入予定金額）
- TP/SL設定：
- 市場利益確定トリガー価格：10.0000 USD（利益を確定したい価格）
- 市場損切りトリガー価格：7.5 USD（損失を抑えたい価格）
この例では、10 USDTを使って1.23 TRUMPの指値買い注文を出したとします。注文が全て約定すると、TP/SL注文が有効になります。TRUMP価格が10 USDTに達した場合、利益確定注文が発動し、1.23 TRUMPを売却して利益を確定します。逆に、市場価格が7.5 USDTまで下落した場合、損切り注文が発動し、1.23 TRUMPを売却して損失を抑えます。
利益確定・損切り注文の操作ガイド
- Gateアプリにログインし、[トレード] – [現物] – [Alpha]に進みます。注文タイプとして[指値注文]を選択します。指値価格と取引量を設定した後、ページ下部の「TP/SL」ボックスにチェックを入れて設定欄を開きます。ここで希望するTP（利益確定）割合とSL（損切り）割合を設定します。これらは指値価格に対する増減率を示します。
- チェックボックスの横にある[詳細設定]ボタンをタップすると、詳細なTP/SL設定ウィンドウが開きます。トリガー価格を調整すると、対応するTP/SL割合が自動的に計算されます。スライダーをドラッグして割合を素早く調整することもでき、トリガー価格も自動的に更新されます。注文価格はデフォルトで最良市場価格に設定されていますが、[指値モード]に切り替えて特定の注文価格を設定することもできます。市場価格がトリガー価格に達すると、TP/SL注文は指値注文として発注されます。
3. TP/SL注文の確認方法
注文発行後、「未約定注文」セクション内の「TP/SL」注文でステータスを確認できます。指値注文がまだ約定していない場合は、TP/SL設定を変更することが可能です。指値注文が約定すると、TP/SL注文が即座に発動し、利益確定（TP）指値注文と損切り（SL）指値注文がそれぞれ生成されます。この段階では注文をキャンセルすることはできますが、内容を変更することはできません。
4.TPまたはSLいずれかの指値注文が先に発動・約定した場合、もう一方の注文はシステムによって自動的にキャンセルされます。TP/SL注文は[注文履歴]で確認でき、詳細は[取引履歴]で閲覧できます。
注意：場合によっては、TP注文のみが生成されることがあります。最小取引金額の制限により、SL注文が最小金額を満たさず発注に失敗する場合があります。
Gateは本商品の最終的な解釈権を留保します。
