私は取引画面をK線だけに絞り、このやり方だけで3年間かけて数万円の元手を数千万円規模にまで増やしました。今日は本音を言います：仮想通貨界は全然そんなに神秘的なものじゃありません。手法が複雑になるほど、自分自身を混乱させてしまうだけです。

**第一段階：手探りから頭金を貯めるまで、最初の2年間はたった1つのシグナルだけを信じた**

参入したばかりの頃は、私もたくさん授業料を払いました。今日はMACDのゴールデンクロス・デッドクロスを見て、明日はRSIの買われ過ぎ・売られ過ぎを研究して、まるで興奮剤でも打ったように熱中していたのに、口座残高はどんどん減るばかりでした。後になって気づいたのは、本当に稼げるお金は、インジケーターを積み重ねて得るものではなく、市場自体が形成するチャートパターンから生まれるということです。

私はそういった小手先のものをすべて捨てて、一番単純な手法だけに集中しました：価格がまず一度急騰（人気店が突然大行列になるイメージ）、その後徐々に冷え込む（熱気が去ると出来高も減る）、そして再び出来高が増えて前回高値に挑戦――このタイミングで初めてエントリーします。ブレイクしたらポジションを持ち、損切りラインを割ったら即撤退、一瞬たりともためらいません。市場は「もう少し様子を見よう」なんて機会は絶対に与えてくれません。

こんなふうに2年間ひたすら続けて、最初の3万円の元手が、本当に小さな家の頭金を貯められるまでになりました。今振り返ると、私が天才だったわけではなく、ようやく市場に逆らわないことを学んだからだと思います。

**第二段階：チャート監視中毒から「仏系」トレーダーへ、1年で5倍にできたのは「面倒くさがり」だからこそ**

2年目になると、逆にどんどん面倒くさがりになりました。毎朝パソコンを開き、4時間足チャートを一目だけチェック――自分の「単純手法のパターン」が出ているかどうか？なければ？