XRPがスマートカストディ機能を推進、しかし45%の供給量が規制当局の監視下に

【仮想通貨界】XRPレジャーが大きな動きを見せる――「スマートエスクロー」機能が間もなく導入。

今回は単なるシステムのちょっとした修正ではありません。ネイティブエスクローにプログラム可能な条件ロジックを組み込んでいます。技術的な響きですが、要するに「進捗に応じて自動で支払い」「価格が条件に達したら自動でロック解除」といった操作がすべてプログラムで実現できるということ。しかも速度に妥協なし、ネットワークの速さはそのまま維持されます。

ただ、タイミングがやや微妙です。XRPは現在2.04ドル付近を推移しており、過去7日間で7.5%下落しています。さらに厄介なのはRippleのエスクロウォレット――総XRP量の約(45%)がロックされているこのウォレットが、再び注目の的となっています。「クリア・アクト」などの規制案が本当に実施された場合、この「巨額資金」をどう扱うかが新たな問題となる可能性があります。

技術は進歩しているものの、規制の影は常に付きまといます。