最近、ブルームバーグなどの老舗経済メディアをチェックしていると、BTCを悲観的に報道するトップ記事には必ずと言っていいほどMicroStrategyを批判する長い段落が含まれています。

論調はほぼ決まっていて、「この会社はもう株主配当を出せないのでは？株価がさらに下がったら、どこに社債を発行してビットコインを買う余力がある？下手をすると、最終的にBTCを売却して借金を返す羽目になるかも」というものです。

面白いのは、こうした伝統的な金融メディアが、私たち暗号資産界隈よりもMicroStrategyの保有ポジションを神経質に監視していることです。
一方で「バブル崩壊だ」と叫びながら、もう一方では最大級のビットコイン保有機関が破綻するかどうかを執拗に見張っている――この流れ、どこか「ここに金はありません」と言い張るような滑稽さを感じます。